虫さされによる皮膚トラブル 市販薬の使い方・選び方

虫さされによる皮膚トラブル 市販薬の使い方・選び方


夏が近づき暑くなるとアウトドアなど外に出る機会が増えてきますね。

「あれっ」と気づいた時にはすでに遅く...

赤くなり痒くなっていることも多いのではないでしょうか?

今回はそんな虫による皮膚トラブルについてお話ししたいと思います。

1.jpg


人によって症状が違う?


虫による皮膚トラブルの症状の強さ・出方には体質・年齢などで個人差があります。

年齢が高まるにつれて虫刺されによる痒みの反応はあらわれにくくなる傾向があるそうです。

逆に乳児の場合はアレルギー反応が起こるのに時間がかかるため刺された1~2日後に痒くなることもあります。

しかも症状も強く出ることが多いので気づいたら子供の腕が大きく腫れている、と驚かれる方も多いのではないでしょうか。


虫に刺されたり、かぶれたりしたときにすることは

まず患部を流水でよく洗い流します。

かきむしると化膿してしまう原因となるのでなるべく触れないように我慢。

症状によっては市販薬を使用するか病院を受診しましょう。


かゆみ・腫れが強い場合は冷やすと症状が和らぎます。

市販薬に絆創膏のように貼るタイプのかゆみ止めもあるので小さい子など掻くのを我慢できない場合は試してみてもいいですね。


ちなみに蚊に刺されたときは温めても痒みが収まるといわれています。

蚊由来の痒みを引き起こす成分が熱を加えることで弱まるそうです。

機会があればお試しください。


注意

蜂・アブなど強いアレルギー反応(呼吸困難・血圧低下)を起こすことがある虫に刺されたときや症状が酷いときはすぐに受診しましょう。


市販の軟膏を選ぶポイント


薬を選ぶ際には中に含まれている成分を見てみましょう。

市販薬の塗り薬には主にステロイド剤、抗ヒスタミン剤、抗生物質が含まれています。


●ステロイド...炎症を鎮めてくれます。(ベタメタゾン、コルチゾンなど)

●抗ヒスタミン剤...痒み鎮めてくれます。(ジフェンヒドラミン、クロルフェニラミンなど)

●抗生物質...じゅくじゅくしたり膿がでるなど化膿するのを抑えます。(ゲンタマイシンなど)


少しの痒みだけなら・・・抗ヒスタミン剤が含まれているもの。

赤み・腫れが強い・・・ステロイド+抗生物質が含まれているもの 

と選ぶことができます。


ちなみにステロイドにも強さがあり、症状・年齢・患部の場所などで使い分けることができます。

ステロイドは副作用が怖い・・・という方もいらっしゃいますが

塗り薬を短期で使用する分には副作用の心配はほとんどありません。

ステロイドを適切に使うと炎症をしっかりと抑えることができるので早くきれいに治すことができます。

逆に怖がって弱い薬を長期間使用すると悪化や副作用を起こしやすくなります。

上手に使用してすばやくきれいに治療しましょう。


大人と子供で塗り薬は分けるほうがいい?


一般的に塗り薬は年齢・症状・患部の場所などで使い分けます。

皮膚が薄い場所は薬の吸収率が高くなる=効果が出やすいので顔や陰部周りといった皮膚が薄い場所には弱めの塗り薬を使用する事が多いです。

また子供も大人と比べると皮膚が薄いため弱めの薬を使用することが多いです。

子供用と大人用で分けて用意することをお勧めします。


☆弘前調剤センターで販売しているオススメ外用薬☆


2.jpg
●フルコートF(興和薬品) 市販薬では一番強いランクのステロイド薬が含まれています。 抗生物質も一緒に入っているので強い腫れや痛みがあるときはこれがお勧めです。
3.jpg
●レスタミンコーワパウダークリーム(興和薬品) 抗ヒスタミン剤が主成分です。 軽い痒みがあるときにはまずこれがお勧めです。 パウダークリームなので伸びがよく塗った後もべたべたしません。
4.jpg
●ムヒS(池田模範堂) かゆみ止め薬といったらこれですね。 ステロイドが含まれておらず、生後3カ月から使用できます。 メントールが配合されているので塗った後はスーッとさわやかです。
5.jpg

●ムヒアルファEX(池田模範堂) 弱めのステロイドが含まれており生後6か月から使用できます。 患部で効いたあとは体内ですみやかに分解される アンテドラッグといわれるタイプの薬です。 副作用の恐れがより少なく安全に使用できます。


※虫の種類や症状の程度などで医療機関の受診が必要となる場合もあります

※ 市販薬を4~5日使用しても改善が見られない、または悪化しているようであれば 早めに受診し医師にみてもらうようにしましょう。


8.jpg 7.jpg

お知らせ

topics

上部へ

ホーム