2.漢方・頓服・外用薬について

2-1 漢方薬について

2-2 頓服薬について

2-3 外用薬について


Q:漢方薬はなぜ食前に飲むのですか?

A:食前の方が効果的に吸収され、副作用が起こりにくいです。
 漢方薬の多くは' 胃の酸性度や腸内の環境によって、吸収しやすさが変わります。特に食後は胃酸が多く分泌され酸性度が高くなるので、薬の成分が吸収しにくくなります。

 また、空腹時は食物に邪魔されず速やかに腸管に到達し、腸内細菌により分解されて体内に吸収後に薬効を発揮するため、食前または食間(食後2 時間)の服用が勧められます。


 一方、漢方薬の成分によっては、食後に服用すると吸収がよくなり過ぎて、かえって副作用が起こりやすくなるものがあり注意が必要です。例えば'マオウやブシなどに含まれるアルカロイドは、急激に吸収されると、動悸や悪心などの副作用や中毒症状を生じる恐れがあります。特に高齢者や胃切除術後の患者だけでなく、胃酸分泌を抑える制酸薬などを服用している場合にも、アルカロイドが吸収されやすくなっています。

 どうしても食事の前では飲み忘れが多く、食後に飲んでしまうようでしたら、処方医や薬剤師に相談しましょう。


Q:漢方薬を食前に飲むと気分が悪くなるので、食後に飲んでもいいですか?

A:漢方薬が食前または食間に処方されるのは、空腹時に服用すると有効成分の吸収が良いと言われている為です。

 どうしても気分が悪くなるのであれば、食後に飲む方が良いと思われますので、処方医に相談しましょう。


Q:頓服(とんぷく)ってなんですか?

A:発作時や症状のひどい時にお薬を飲むことです。
 頓服(とんぷく)とは、食後などの決まった時間ではなく、発作が起こった時や症状がひどい時にお薬を飲むことです。お薬や症状によって1日に何回まで服用できるのか、次の服用までにどのくらい間隔を開ければいいのかが異なります。

Q:頓服薬で「発熱時」とある場合、何度位から服用させればよいのでしょうか?

A:38.5度以上と指示をだす医師が多いのですが、それ以下の場合でもつらいのなら服用してもかまいません。
 医師の指示がある場合はそれに従ってください。ただし、解熱剤には発熱を予防する作用はありませんので、熱が出るかもしれないから「念のため...」、「風邪がはやっているから...」という理由で解熱剤を飲むことは避けましょう。


Q:外用薬は擦り込むと良く効きますか?

A:擦り込むとかえって刺激になることがあります。ですから、塗り薬は基本的に擦り込まず、押さえるようになじませて下さい。

ただ、医師から指示がある場合は、指示に従ってください。また、痛み止めの外用薬はよく擦り込んで使用することで効果が現れやすいものもあります。


Q:ステロイド外用剤を処方されたのですが、怖い薬ではないのでしょうか?

A:医師の指示に従って使用することが大切です。

 ステロイド外用剤の『副作用』に注目されることが多いため、使用することに抵抗を感じる方も少なくないようです。しかし、ステロイド外用剤には炎症を抑える『主作用』があります。皮膚の赤み、痒み、湿疹、腫れなどに有効です。ステロイドの使用を控えたり、自己判断で急に中止することで、かえって皮膚の炎症が治りにくくなることがあります。炎症を繰り返したり、跡が残る原因になることもあります。


 専門医は症状に合ったレベルのステロイド剤を処方します。強さのレベルや回数を調整しながら、少しずつ減らしていきます。そうすることで、結果的には使用量も期間も少なくてすみます。


 ステロイドの良さを最大限に生かすには、医師の指示に従って使用することが大切です。


Q:外用剤はどのくらいの量を塗ればよいのでしょうか?

◎軟膏、クリームは 人差し指の指腹側の末節部に載せた量(約0.5g)

◎ローションは 1円玉大(約0.5g)で大人の手のひら約2枚分くらいが目安です。

薄く塗りすぎると、効果が出にくい場合があるので、適切な量を使用して下さい。

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Q:目薬をうまく差すにはどうしたらいいですか?

A:手が震えてしまう場合には、「げんこつ法」がオススメです。
 空いている手でこぶしを作り、目の下にあて、下まぶたの裏側に落とすとうまくさせます。


 液を一滴ずつ出せない場合には、「人差し指で容器の底を押す方法」や「鉛筆を握るように容器を握る方法」があります。目薬を使用するための補助器具も500円程度でいろいろ市販されているので、試してみるのもいいでしょう。


 いずれの場合にも、容器の先端が目やまつ毛に触れないように差しましょう。
画像や動画で欲しい。


Q:眼軟膏は目に入っても大丈夫でしょうか?

A:眼軟膏は目の中に入っても問題ありません。

 眼軟膏は目の中の粘膜にも使用するために作られた製剤です。
使用する際は、手洗いなど清潔にしてから塗るようにしましょう。
場所によっては、綿棒を使って塗るのも効果的です。

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